3-15 -2 Day5 明けない夜はない、陽はまた昇る

3/15 -2

病院に行く途中に石巻市役所に立ち寄ってみる。
役所内は備蓄用の電気が通っていて、小さい照明やテレビはついている。
避難している方々が沢山いて、椅子を並べてそこに毛布をかけて寝たりしている。
安否、避難所、遺体安置所の情報などもここに集まっていて、
それを不安そうに見ている人々。
役所の人も頑張っているが、手一杯。それに自分の家族も被災している、
中には亡くしているという人も。





そこから1時間歩いて石巻の日赤病院に着く。
姉への面会を伝え中へ入ることができる。
姉に簡単な食べ物を渡して、安否の情報を伝える。
そんな時に姉がお手洗いに行き戻ってくると

「血が出てきた。もしかしたら、、、そろそろかも。」

陣痛が始まっている感じもまだなく、産婦人科の先生のところへ行く姉。
姉の旦那さんも一緒にいて、後で連絡すると言われる。

僕は病院の敷地内をうろうろしている。
日赤の安否情報掲示板のあるテントに行こうとすると、物凄い列が出来ている。



中では一生懸命に名前を探す人、喜ぶ人、そして泣き崩れる人がいた。

日赤病院を後にすると、何やら外の通りが騒がしい。
開店したお店があるとのことで、みんな競うように列を作る。
何か姉に役に立つものが手に入るかもと思い並ぶが
1時間すると、閉店の知らせ。



とりあえず、姉のことを親父、おばあちゃんに教えなきゃと思い、
また歩いて家路につく。

前日まで冠水と瓦礫で通れなかった道が通れるようにもなっている。
自衛隊のお陰だと思い、感謝する。









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